Stanza della Luna

雑多な詩集

絶望

悲しさの本体が 自分でもわからないんだ

カナヅチみたいに 沈んでいく自分は

自分じゃすくえない それだけね

 

まるで10代の頃のように トゲだらけになって

自分が刺した誰かの痛みに

自分が血を流している

 

何かを求めているのに

求めてないと思ってる

ささやかな期待感は

裏切られ続けるから

 

免疫を作っても 作っても

底なしの絶望は 私を圧倒する

 

「受け止めて」 「受け止めて」 「受け止めて」

 

満たされない

ただそれを繰り返してる